【新唐人2014年7月5日】中共の習近平国家主席は、阿里巴巴集団(アリババ)や華為(ファーウェイ)を含む、200人以上の財界代表団を率いて、韓国を訪問し、「中韓経済通商協力フォーラム」に参加しました。しかし、香港でデモが行われた7月1日の夜、韓国に本社を置くLINE(ライン)は封鎖され、いまだ解除されていません。
習近平国家主席は今回、中国最大のポータルサイト、百度(バイドゥ)、インターネット通販最大手のアリババや通信機器メーカーのファーウェイのトップを率いて韓国を訪問しました。
4日の「中韓経済通商協力フォーラム」には、韓国側も現代自動車やLG、サムスンなどのトップなどが参加し、総勢450人が出席しました。
中国はITで韓国に攻勢をかけようと意気込んでいますが、皮肉なことに、韓国に本社のあるLINEは、大陸で7月1日の夜、封鎖されてから、いまだ解除されていません。
大陸の人権活動家 呉斌さん
「言論の自由は制限される一方です。今年敏感なキーワードがさらに増えました」
浙江省 サイト管理者 戴さん
「YouTubeやツイッターを使うには防御突破ソフトが必要です。LINEなどはあまり使わず、台湾人などが使っています。Googleは常時つながらず、Firefoxも封鎖され使えません。去年よりも検閲が厳しくなったようです」
先日、中共は世界に中国の設備を使わせると言い放ち、IT大手が次々と海外市場開拓に乗り出していますが、中共は国内のネット検閲の手を緩めません。今回、IT大手の韓国訪問がどのような結果をもたらすのか、注目されます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/04/a1120798.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)